6月17日金曜日に、『会社四季報2022年夏号』が発売になりました。
会社四季報とは、日本に株式上場している全銘柄(現在は3861社)の情報が網羅されている日本で唯一の書籍です。
毎年、3月(春号)、6月(夏号)、9月(秋号)、12月(新春号)と年4回発売されているのですが、1936年(昭和11年)に創刊され、85年以上投資家の間で愛され続けています。
まさに、『日本株投資家のバイブル』です。
もちろん僕も愛読しており、現在は『四季報全銘柄チェック』の真っ最中。
実はこの全銘柄チェックかなりの時間がかかるのですが、(前回は30時間ほどかかりました・・・)今後も続けて行こうと思っています。
それはなぜか?
会社四季報からしか得られない情報がたくさんあり、時間がかかっても、それ以上に得られるものが非常に大きいからです。
僕個人的には、『日本株投資をする人は、全員四季報を見るべき』だと思っていますし、大学生や転職希望の方が、『就職先を探すときにも見るべき』だと思います。
今回はそんな会社四季報について書いていきたいと思います。
このブログを見てくださった方のうち何人かが会社四季報を手にしていただけたら嬉しく思います。
なぜ四季報なのか?①
そう思った方もいらっしゃるかと思います。
なぜ四季報なのか?
その理由は、『実績から来る、他にはない情報』と、『圧倒的なカバー銘柄数』です。
まずは、実績から来る、他にはない情報ですが、
四季報は、企業の2期(2年)先までの業績を独自に予想し載せています。
会社の業績予想と、四季報の業績予想に乖離がある場合、結果的に四季報の予想に近い数字で着地することが多くあります。
それにより投資家から絶大なる信頼を得ています。
また、膨大な情報の中から、有望な企業を探し出すために、矢印やニコチャンマーク、見出しといった視覚的にわかりやすい工夫もしてくれています。
なぜ四季報なのか?②
カバーというのは、その会社へ訪問したり、株主総会に参加したり、決算報告書に目を通したりし、その会社を評価し、レポートなどを作成することを言います。
通常、大手の証券会社であっても、500銘柄くらいしかカバーしていません。
超有名企業しかカバーしていないということです。
その理由は、カバーするには、担当者を置く必要があるから。
なかなかすべての銘柄に担当者を置くことは難しいです。
そのため、通常の会社は、人気のある企業だけに担当者を置いているのです。
ですが、買いたいなと思った銘柄がカバー銘柄だとは限りません。
そのため、会社四季報だけは全銘柄をカバーしてくれているんです。
以上2つの理由から四季報は他の追随を許さないと考えています。
会社四季報の種類
通常版とワイド版、プロ500です。
通常版は名前のとおり、よく本屋の店頭に並んでいるもので、見た目のイメージは辞書です。
見開きに4銘柄の情報がびっしりと書かれており、文字は小さく、厚さは5cmほどあります。
重さは約1kgです。
そしてワイド版は通常版の文字を約2倍にして読みやすくしたもの。
内容は基本的に同じです。
内容が同じで文字が大きいということは、大きくなるので、重さは約倍の2kgあります。
最後にプロ500ですが、これは初心者の方向けのもの。
全3800社以上の中から、プロが500社を厳選して載せてくれています。
もちろんプロ500から始められるのもいいかと思いますが、一番重要なのは、「なぜその500社が選ばれたのか?」だと思います。
それがわからなければ、500社の中から、有望な企業を探すことは困難です。
なので、個人的には通常版をオススメします。
ワイド版は、よく持ち歩く僕には少し大き過ぎます。
また、もっと手軽に試してみたい方には、会社四季報ONLINEというWEB版もあります。
一部ですが、無料で試してみることも可能です。
それに、証券会社で口座を開設し、専用ページにログインすると、四季報の情報が見える証券会社も多く存在します。
ですが、書籍限定の情報も存在しますし、書籍は見開きに4銘柄が記載されているため比較がカンタンです。
是非一度書籍を購入してみてください。
就職に役立つ理由
少しは興味を持っていただけましたでしょうか?
最初に、『日本株投資をする人は、全員四季報を見るべき』だし、大学生や転職希望の方が、『就職先を探すときにも見るべき』だと書きました。
その理由は、いい投資先を探すのと、いい就職先を探すのは同じだと思うからです。
株式投資は、出資金という対価を払うことにより、儲け(お金)を得ることですが、
就職は、労働(時間や能力)という対価を払うことにより、給料(お金)を得ること。
払う対価は出資金か労働かで違いますが、得るものは同じです。
ならば、投資先と就職先は同じ目線で探すことが重要だと思います。
その場合、少ない選択肢から選ぶよりは、多くの選択肢から選ぶ方がいいですよね?
それには会社四季報が最適だと思います。
今回は、会社四季報とは何か?ついて書かせていただきました。
もし興味を持ってくださり、「読んでみようかな?」と思った方は、四季報の読み方のYouTubeリンクを貼っておきますので、会社四季報を購入した上で是非ご覧ください。
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