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資産運用で損をしないための11のマインドセット

資産運用で損をしないための11のマインドセット

先日のブログでも書かせていただきましたが、生活必需品を含む『モノ』の値段がドンドンと大きく上がっています。
いわゆる『インフレ』です。

そんな中、残念ながら日本においては収入はなかなか増えない・・・
下手をすれば減っていく・・・
いつ職を失ってもおかしくない・・・

というのが現状です。

そんな状況ですから、『資産運用』のニーズは高まってきており、

NISA
iDeCo


と言ったワードを聞いたことがない方のほうが珍しいような状態です。

ですが、冷静に現状を見てみると、この状況が改善される可能性は極めて低く、むしろ悪化の一途をたどる可能性が高いと考えています。

僕と同じように考えている方多いのでは?

そう考えている方は資産運用についての勉強を着々と続けていることと思います。

ですが、『知識』に関する勉強ばかりしていないでしょうか?

もちろん知識を付けることは大切ですが、それより大切なものがあります。

それが、『マインドセット(心構え)』です。

資産運用は心理戦。
値段の上下に心は大きく揺さぶられます。
そうなると冷静な判断ができなくなり、普段はしないような判断を下してしまうことがあります。

こうなれば『負け』確定です。

そのような状況に陥らないために大切なのがマインドセット。

今回は、資産運用で損をしないための11のマインドセットをお伝えしたいと思います。

①現状維持は後退と知る

日々日々大きく変化する資産運用の世界において現状維持はありません。

もし何も変わらなければ、それは後退していることになります。

これを理解していただくためには、『ゆでガエル』のお話がピッタリだと思います。
『ゆでガエル』とは、熱湯の入った鍋にカエルを放り込むとすぐに逃げ出してしまうが、水の入った鍋にカエルを入れて徐々に温度を上げていった場合逃げ出すチャンスを逸してしまい茹で上がってしまうという話です。

人は、命に係わるため急激な変化には以外と対応できます。
しかし、少しずつの変化に対しては対処が遅くなり『手遅れ』になってしまうことが往々にしてあります。

病気などがいい例だと思います。

そして日本はまさに『ゆでガエル』状態だと思います。
みなさんは大丈夫でしょうか?

資産運用の世界においては、毎日毎日多くの新しい情報が生まれます。
「昨日の正解は、今日のハズレ」なんてこともよくある話です。

常に新しい情報にアップデートすることにより、『ゆでガエル』にならないように気を付けてください。

②知ったかぶりをしない

知ったかぶり
資産運用をしていると、難しい専門用語が多く出てきます。(できるだけ使わないように気を付けてますが・・・)

その時、「わからない。」ということが恥ずかしく、知ったかぶりをしてしまうことありませんか?
これは絶対にやめてください。

日本人は最近までほとんど資産運用をしてきませんでした。
なのでほとんど勉強する機会もありませんでしたし、当然学校で教えてくれることもありませんでした。

だから、「わからない。」ことは恥ずかしいことではなく、当然のことなんです。

是非わからないことは何回でも聞いてください。
できるだけご理解いただけるように分かり易く説明いたします。

または、勉強してください。
ググれはでてくると思います。

いずれにしても、知ったかぶりをしてしまったら、その傷口はドンドンと広がり、取返しのつかないことになってしまいます。

③敵が誰か理解する

敵
当たり前ですが、損得がある以上戦いなので、誰と戦っているのか、敵は誰なのか把握することは非常に大切です。

「資産運用をする場合、敵(戦うべき相手)は誰だと思いますか?」

こういう質問をするとよく返ってくる答えが、

「自分以外の投資家ですか?」

という答えです。
ですが実はこれハズレなんです。

なぜかというと、ご存知ない方が多いのですが、『資産運用は誰かが儲かれば、誰かが損をする』という仕組みにはなっていないからなんです。

もちろん、自分が投資をしている商品も敵ではありません。
商品はパートナー(仲間)なので。

では敵はだれでしょうか?

答えは『自分(儲けたいとか損をしたくないという感情)』なんです。
もちろん欲は大切です。
ですが、「もっと儲けたい!」という感情が大きくなってしまい売り時を逃してしまったり、逆に「損はしたくない!」との感情によりすぐに売ってしまったら本末転倒です。

『敵は自分の心の中にある』と理解し、常に冷静に判断することを心掛けてください。

④続ける、あきらめない

資産運用は、成功への階段を少しずつ積み上げていくようなものです。
なので、続ければ続けるほど、知識が付き、経験が増えるため成功に近づいていきます。

最初は苦しいことも多いかと思います。
初めてのことで慣れてないですし、金額が上下するので。

ですが、続けていれば知識や経験だけでなく『複利効果』も期待できます。
この『複利効果』は雪の上に、小さな雪玉をおいて転がしていくとドンドン大きくなって、最終的には大き過ぎて動かせなくなることに似ています。

利益が利益を生み、そしてまた利益を生むというもの。
ここまで来れば勝手に資産が増えだします。

資産運用で失敗する人の大半はこの複利効果が享受できるようになる前にやめてしまうのです。

あきらめそうになった時には、「なぜ資産運用をしようと思ったのか?」を思いだしてみてください。

今のためではないですよね?
未来を豊にするためだと思います。

騙されたと思って続けてみてください。

⑤6勝4敗でよし

勝負
資産運用の世界において『10戦10勝』はありえません。

ですが、初心者の方ほど損をすることに抵抗があり、すべての投資で儲けようとしてしまいがちです。

実は、どんなプロ投資家でも7勝3敗から6勝4敗が精いっぱいだと言われていますし、
「1勝9敗でもトータルで儲かれば何も問題ない。」と考えている方もたくさんいらっしゃいます。

ではその勝率でどうやって儲けるのかですが、

そのコツは、『利益を最大化し、損失を最小限に抑えること。』にあります。

資産運用は買う時よりも売る時の方が格段に難しいです。
勝率を上げることも大切ですが、6勝4敗でよしと考え、

「どうすれば利益を最大化できるのか?」
「どうすれば損失を最小限に抑えることができるのか?」

を1番に考えていきましょう。

そのために、売却時のマイルールを決めておくことは大切です。
また、自動売却システムを導入している証券会社も多くありますので、その利用を検討するのも1つの手だと思います。

⑥固執をしない

固執
自分が惚れ込んで購入した商品であればあるほど、思い通りにならず損をしてしまった場合であっても売却することは難しくなります。

それは、「自分の考えが間違っていたことを認めたくない。」という思いにより、その商品に固執してしまっていることが原因です。

実は固執する気持ちは、損失を大きくし、利益を得にくくさせる最大の元凶です。

もし、「いま固執してるな。」と感じたり、自分で決めた売却のマイルールを破りそうになった時は以下のように考えてみてください。

それは、いま手元にお金があるとして、「そのお金で同じ商品を買い増しできるか?」と考えることです。

「買えるな。」と思ったならば、まだ売却せずに保有を続けていいと思います。
ですがもし、「買えないな・・・」と思った場合は即刻売却することをオススメします。

アナタが買えないと考えるということは、他の投資家も同じように考えているということ。
ならば値上がりする訳がないからです。

固執しないことが1番ですが、してしまった場合は、一度冷静に考えることをオススメします。

⑦簡単に信じない

信じない
日本人は知らないことに警戒心が強い反面、メディアやSNSの情報はカンタンに信じてしまう傾向にあります。

食べログの情報にしても、評価の高いお店と低いお店があれば、評価の高い店に行ってしまうかと思います。
ですがそんなにおいしくない・・・よくありますよね?
その行動もメディアを信じやすい傾向にある一例です。

メディアやSNS、掲示板は誰かがある目的を持って、偏った情報を発信することが往々にしてありますのでお気をつけください。

特に掲示板は要注意です。
掲示板は基本匿名です。

もしかしたら、その人がAという商品を少しでも安く買いたいから、

「早く売らないと暴落しちゃうよ。」
「まだこんな商品持ってるやついるの?」

などといった情報を流しているのかもしれません。

もちろん情報収集は大切ですが、正しい情報かそうでないかを見極めることができないうちは、簡単に信じないようにしてください。

⑧失敗は経験になり、成功は何も生まない

成功
みなさん資産運用をする理由としては、『儲けたいから』であり『損をしたいから』ではないと思います。

ですが、『儲けたこと』はうれしい感情になるだけで何の経験にもなりません。
その理由は、うまくいった原因を分析する人は稀だからです。

成功への1番の近道は、失敗を積み重ねていくこと。

失敗した場合、ほとんどの方が、

「なぜ失敗したのか?」
「どうすれば同じような失敗をしないで済むか?」
「どうすれば次はうまくいくのか?」

と考えます。
これは大きな経験となります。

成功への1番の近道は、失敗という『経験』を積み重ねていくこと。

失敗した時に、

「成功にまた一歩近づいたな。」

と思えるようになると最高だと思います。

⑨少数派になる

少数派
少し珍しいのですが、資産運用は『多数派』ではなく、『少数派』が儲かる仕組みになっています。

なぜ少数派が儲かる仕組みなのか?
それは少し冷静になって考えればわかることなんです。

資産運用で儲けるために大事なことは、簡単に言うと、『安く買って、高く売ること』です。
当たり前ですが、買う人が多ければ、値段が上がり、売る人が多ければ値段は下がります。

では安く買うためにはどうしたらいいでしょうか?

みんなが売って、安くなっているときに買えばいいんです。

では高く売るにはどうでしょうか?

みんなが買って、高くなっているときに売ればいいんです。

ようするに、みんなと逆の行動をとること、『少数派』になることが儲けへの近道になります。

なので、迷ったときは、「自分は少数派になれているか?」と考えるようにすると良いと思います。


⑩わからないものに手を出さない

ダメ
わからないものに手を出してはいけない理由は、

儲かったとしても、損をしたとしても『何の経験にもならないから』です。

8つめのマインドセットで『失敗は経験になり、成功は何も生まない』とお話しましたが、わからないものに手を出した場合は別です。

何の経験にもなりません。

なぜだと思いますか?

それはなぜ失敗したのか?
どうすれば成功できたのか?

を検証することができないからです。
元々わからないのですから当たり前です。

前にもお話しましたが、経験を積み重ねることこそが成功への近道になります。

ならば何の経験にもならないことをする必要はありません。

以上の理由から、わからないものには手を出さないことをオススメします。

⑪信頼できるメンターを見つける

メンター
これが最後のマインドセットです。

7つ目のマインドセットで簡単に信じてはいけないとお伝えしたように、悲しい事実ですが、本来資産運用は孤独です。

最終的に、

『買うのか?』
『売るのか?』
『様子を見るのか?』

決めるのは自分です。

ですが、メンターを見つけることができると、少しずつ資産運用が簡単に、そして楽しくなってきます。
メンターと言われてもよく解らない方は、『良き指導者』や『優れた助言者』と考えてください。

僕にもメンターが数人おり。そのうちの1人が、世界3大投資家のうちの1人である『ジム・ロジャース』です。

もちろん彼のいうことを100%信じているわけではありませんが、今後の行方などを考えるときに参考にさせていただいています。

メンターが見つかると、考えを参考にすることもできますし、そのメンターの周りにはアナタと同じような考えの方が自然と集まってきます。
そうなると、そういう方とつながり、情報交換等もできるようになります。

ここまで来れば、孤独感はかなり和らいでいるでしょう。
特に損をしているときは、大きな心の支えになると思います。

何度も言いますが、資産運用の成功への近道は、『経験を重ね、あきらめずに続けること』です。

メンターや、あなたの理解者の存在は、『あきらめずに続けること』に非常に重要になります。



以上で、資産運用で損をしないための11のマインドセットの説明は終わりです。

正直、この11のマインドセットすべてを習得することができれば、ココロの部分では、プロ投資家と同じです。
すでに『成功の入り口に立った』と言っても過言ではないかと思います。
あとは技術や知識や経験を積み重ねていくだけです。

この11のマインドセットを胸に頑張ってください!応援しています。



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